マニュアル › 基本ライセンスの機能

色と HDR

ShotList2 は、Log や RAW の素材を ACES で表示用の色に変えて、サムネイルとプレイヤーに出します。色の機能はすべて基本ライセンスで使えます。

カラースペースの自動判定

素材のメタデータ(ガンマや色空間)から、カラースペースを自動で決めます。自動で決めた値には「(自動判定)」が付きます。

行ごとに指定する

自動判定が合わないときは、行ごとに指定し直せます。

一覧は、ACES の項目とメーカーごとの見出し([Sony] など)に分かれています。

「表示(d)」

プレイヤーの「表示(d)」(D キー)をオフにすると、色の変換を外して元の Log のまま見られます。その場だけの切り替えで、覚えません。

ACES のバージョン

設定 →「カラースペース」→「使用 ACES バージョン」で 1.3 / 2.0 を選びます(既定は 2.0)。Apple Log・DJI D-Log・HLG は 2.0 のときだけ選べます。

対応している Log・色空間

メーカー・種類 Log・色空間
ACES・汎用 ACES2065-1 / ACEScg / ACEScct / sRGB / Cineon / HLG
Apple Apple Log
ARRI LogC3 / LogC4
Blackmagic Design BMD Film Gen 5 / DaVinci Intermediate
Canon Canon Log / Log2 / Log3
DJI D-Log / D-Log2
FUJIFILM F-Log / F-Log2 / F-Log2 C
GoPro GP-Log / GP-Log2
Insta360 I-Log
Leica L-Log
Nikon N-Log
Panasonic V-Log
Phantom Log1 / Log2
RED Log3G10
Sony S-Log3(S-Gamut3 / S-Gamut3.Cine / VENICE)
Z CAM Z-Log2

カメラ RAW の色

設定 →「読み込み設定」で、メーカーごとに現像の色を決めます。変えた後は、読み込み直すとサムネイルと xlsx に反映されます。

設定 選べるもの(既定は太字)
RED RAW の色 RED 標準の Rec.709(IPP2 の出力変換) / Log3G10 を使用する(ACES・HDR 対応)/ クリップに埋め込まれた Look を優先
ARRI RAW の色 ARRI 標準の Rec.709 / LogC3・LogC4 を使用する(ACES・HDR 対応)/ クリップに埋め込まれた Look を優先
Phantom RAW の現像 Rec.709 / Log1 / Log2
DNG RAW の現像 Rec.709 / ACEScct / D-Log2

RED と ARRI は、GPU で処理するか CPU で処理するかも選べます。

露出と明るさ

露出 明るさ
効き方 カメラの露出と同じく、色の変換の前に掛けます(1/3 段ずつ・±8 段) 色の変換の後に掛ける倍率です(0.1〜3.0)
プレイヤーのキー Alt+↑ / ↓・Alt+R で戻す ↑ / ↓・R で戻す(ShotPlayer は Shift+↑ / ↓)
全体の既定 設定 →「サムネイル」→「露出(EV)」 設定 →「サムネイル」→「明るさ補正」

ARRI・RED・N-RAW・Phantom・DNG は、現像の中で露出を掛けるので、ハイライトが残ります。「適用(b)」(B)で、明るさと露出をいっとき外して元の見た目と比べられます。

ACES Reference Gamut Compression(RGC)

色域の外の鮮やかな色が破綻するのを抑えます。設定 →「カラースペース」→「ACES Reference Gamut Compression(参照ガマット圧縮)を適用する」(既定はオフ)。プレイヤーでは露出の右のボタンか Alt+D で切り替えます。

HDR 表示

HDR に対応した画面では、プレイヤーと ShotPlayer が自動で HDR で表示します。

必要な環境
Windows 「設定 → ディスプレイ → HDR を使用する」がオンのモニター
Mac EDR に対応した画面(Liquid Retina XDR など)